2010年1月31日日曜日

熊本尺八フェスティバル2010


「熊本尺八フェスティバル2010」
 日本の伝統的な楽器である「尺八」は中国の唐を起源とし、
日本に伝来しましたが、その後空白期間を経て、鎌倉時代から
江戸時代ごろに現在のかたちの祖形が成立されました。
 江戸時代は尺八は法器として虚無僧のみが演奏するものとされ、
建前上は一般の者は吹いてはならなかったのですが、実際には尺八を
たしなむ者はいました。明治時代以降には、普化宗が
廃止されたことにより虚無僧以外の者も演奏するようになりました。
 また、現在日本における尺八の吹奏人口についての本格的な
調査はされておらず、正確な人口は不明ですが、
推定では3万人程度といわれています。
 1960年代から尺八はクラシック音楽等の現代音楽でも
使用されるようになりました。1964年にニューヨーク・
フィルハーモニーと尺八の横山勝也、薩摩琵琶の流れをくむ
鶴田流の琵琶奏者鶴田綿史のために作曲された武満徹の
ノーヴェンバー・ステップスは世界中に大きな反響を呼びました。

 「尺八」は現在少数の有名な演奏家によって世界的に
認められている楽器になってきましが、日本ではまだまだ
認知度が低いというのが現状です。
 第一回「熊本尺八フェスティバル ひとつ息、ここに。」を
きっかけに多くの人々に「尺八」の素晴らしさを知って
いただきたいと願っています。

平成22年2月14日(日)崇城大学市民ホール
●公演ー生演奏と演劇によるパフォーマンス
●ワークショップ・尺八の指導を実施
講演会 会場午後6:00 開演午後6:30 <入場無料>
ワークショップ 午前9:30〜午後6:00 参加費 10,000円

お申込とお問い合わせ先は
琴古流尺八若菜会(ツルギ)096-352-5893
ジェフリー曙洞ケアンズ  096-278-2478

長男の同級生の親御さんが関係しています
渾身のイベントです。
長男もちょこっと演劇に参加しています。

個人的な関係での告知ですが、尺八の演奏は
素晴らしいです。興味のある方は
是非、会場に足を運んでみてください。

1 件のコメント:

hirominmi さんのコメント...

カッコイイ!
次はいつですか?
見に聴きに行きたいです!!