2011年7月14日木曜日

日本万国博覧会公式ガイド


今日はちょっと長めのブログで。
我が家に「日本万国博覧会公式ガイド」という本がある。
祖父が持っていたものを、ずいぶん前にボクがもらったもので
万博コレクターの方が欲しいかどうかは、分からないが
内容はとても面白いので、ほんの一部ですが
ここで紹介してみます。
ちなみに日本万国博覧会(大阪万博)が開催されたのは1970年
世界77か国が参加。6400万人を超す入場者があったと記録されています。


ページをめくると、もちろん太陽の塔。
なんというかっこよさ!
実物を見たことがないので、ぜひ一度は見てみたいものです。


公式ガイドは、ほとんど写真ではなく
(完成前に出されたものなので)ほとんどがイラストです。
そして、このイラストがいいです。


広告もなかなかしびれます。
これなんか今だとお洒落フォントですね。
当時は、もちろん手書きで作られていたはず。


コカ・コーラは、もうコカ・コーラですね。
さわやか。でも、後ろの太陽の塔が曖昧に描かれてます。
資料がない時代なんでしょうね。
検索なんてないもんな。


キッコーマン。ロゴが美しいですね。


「あなたの前にくりひろげられる50年後の日本」
というコピーで始まっています。
2020年の設定なのか。もうすぐだけど(笑)
だけど子どもの頃はの未来のイメージって
まさに、こういう感じでした。


各国の挨拶のページ。
ここもイラストがステキです。


また広告に戻ってしまいますが、テレビ高いですねー。


飲食類の価格表
万博お祭り定食300円、ホットドッグが70円かぁ


ハンバーガー140円、カレーライス150円
今の五分の一くらいかな?もっとか。


ついつい広告に眼がいってしまいます。
これはライオンの広告。なつかしい商品が並んでます。
ママレモンだぁ


巻末の方の案内図や駐車場案内のページなんですが
コンピューターの扱いがおもしろいですね。
もうコンピューターを通せばなんでも出来る(笑)って
感じです。


コンピューターの説明がない。魔法の箱みたい。


もう、コンピューターがあれば、全然平気って雰囲気ですね。
ある意味夢があります。
そして、イラストかわいいです。真似したい。


それにしても、やはり、このころに描かれている未来は、やはり明るい。

実際には想像していた未来とは、ちょっと違う未来にボクたちは
生きていて、困難なエネルギー問題に直面していて、
もう脳天気な未来像を描く時代ではないかも知れないけれど
やっぱ想像することは、未来を作る原動力の一部分なんじゃないかと
この古い本を見て思いました。

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