昨日は熊本デザイン専門学校で体験入学
「マンガ講座」の講師。
高校3年生は1991年生まれ
手塚治虫の作品も読んだことがない世代になってきました。
この体験入学のマンガ講座では、毎回
マンガの簡単な歴史を話すのですが、
80年代のところで大友克洋を出してもこれまた知らない子が多い。
江口寿史に至っては全滅です。まぁ無理もない話だけど
マンガの量が、ぼくらの頃とは比べものにならないくらい大量で
好きなジャンルをうろうろするだけで満足できるだろうし
わざわざ昔にさかのぼったり、自分の好きな漫画家の人が
どんな漫画家や映画やイラストレーションやテレビや音楽などに影響を受けて
描いてきたのかを調べて(作品の中から読み取って)読んだり観たり聞いたり
そして又そこから興味の枝葉をのばして行く。そういうことが
すこし難しくなっているのでしょう。マンガを読んでいたから、
好きだったから知ることが出来たこと。そんな事が、今の学生達にも
あったりするのかなぁ。
ほんで、昨夜、たまたまチャンネルをあわせたらNHK-BSで
「マンガノゲンバ」江口寿史特集!ワオ。本人出てる。あいかわらず自分大好き話がおかしい。
もうすぐ始まる新連載の話も(どうやらデビューする、もしくは
デビューしたころの自伝的なマンガらしい。江口版青春少年マガジン?)
今夜、8月3日(月) 00:20-59[日曜深夜/BS2]で再放送があるので
見逃した方は、是非。